こんにちは
今日は修理の傾向で多くなって来てるオールドカーのことです。
最近20年から40年くらい前の外車が良く入庫してきます。
今日紹介のベンツもたぶん1980年式の500SLCです。
当時1500万くらいの車です
この車は少し希少車で1980、81年の2年しか
製造されていなくて1133台しか販売されていません。
そんな車をゴルフでお世話になっている方から
「安く買ったんだけど直せる?」
とのお話を頂き即答で
「全然大丈夫ですよ!」
修理箇所は、シフトレバーのぐらつき、A/Tの変速ショック、アイドリング調整、
エンジンオイル、エレメント交換、デフオイル交換、後は点検などです。
この中でよくあるのが、シフトレバーのぐらつきとアイドリングを低くすることですね。
シフトレバーのぐらつきは、シフトレバーの付け根にゴムのブーツがあるのですが
それが古くなって取れてしまうことが良くあります。
部品代で400円くらいのものが2つ取り付けだけで直ります。
もうひとつのアイドリング調整ですが、このころはリレーが悪くなるのが多く
燃料リレーの交換でかなりアイドリングが低くなって1000回転位に落ち着きます。
今は古い車でも部品の供給がしっかりしていて思ってるよりも早く、安く入るんです。
総額で名義変更を入れても7万円くらいで完成です。
作業をしていて自分が整備士になったころ(22年前)に直していた車なので
とても懐かしく楽しく修理ができました。